米大統領“日中韓首脳会談”を歓迎
アメリカのオバマ大統領は16日、韓国の朴槿恵大統領と会談し、北朝鮮への対応を巡り連携を強めることで一致した。
オバマ大統領「我々は北朝鮮の核兵器保有を絶対認めないと再確認した」
朴大統領「我々は北朝鮮の核問題解決のために、緊急性と確固たる意志を持って外交努力を強化することにした」
共同声明で両首脳は、北朝鮮が弾道ミサイルの発射や核実験を行えば、さらなる制裁を受けることになると警告した。また、オバマ大統領は近く開かれる予定の日中韓首脳会談について、3か国の関係進展への「新たな一歩になる」と歓迎した。
一方、アメリカでは、韓国が中国との関係重視に傾いているという懸念も広がっている。オバマ大統領は中国の海洋進出やサイバー問題などを念頭に、中国が国際的な規範に反する場合には、「アメリカと同じ声を上げるよう」朴大統領にクギをさした。