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安倍首相が朴大統領と立ち話 国連で

2015年9月28日 6:48
安倍首相が朴大統領と立ち話 国連で

 アメリカ・ニューヨークの国連総会に出席中の安倍首相は日本時間28日未明、韓国の朴槿恵大統領と短時間の立ち話をした。

 首脳会談がまだ実現できていない両トップが国連総会の場を利用し、立ち話という形で接触した。

 27日、国連では各国の首脳による昼食会合が開かれたが、その控え室で安倍首相と朴大統領が数分間、立ち話をした。

 安倍首相の方から10月下旬以降に予定されている日中韓首脳会談について「楽しみにしています」と声をかけると、朴大統領は笑顔で「お会いできるのを楽しみにしている」と応じたという。さらに安倍首相が「朴大統領のアメリカ訪問の成功をお祈りをしています」と伝えたのに対し韓国語でありがとうを意味する「カムサハムニダ」と応じたという。外務省関係者は「冷え切った両国関係の雪解けの一歩になることを期待したい」と話している。

 さらに政府関係者は「この機会に中国の習近平国家主席と立ち話でもいいのでどこかで接触したい」と会談を模索していて、国連の場を舞台にした首脳外交を展開していきたい考え。