習主席の訪米を発表 海洋進出など協議へ
中国の習近平国家主席がアメリカを公式訪問することが発表された。首脳会談でオバマ大統領は、中国の海洋進出やサイバー攻撃などをめぐり、習主席に直接、懸念を伝える方針。
習主席は22日からアメリカを訪問し、25日にホワイトハウスでオバマ大統領と会談する。会談では中国が南シナ海などで進める急速な海洋進出や、景気減速が懸念されている中国経済などについて意見を交わす見通し。ホワイトハウスは「米中の協力を拡大する機会」だと位置づける一方で、「意見の相違について建設的に話せる」としている。
オバマ大統領は、人権の問題や、中国によるとされるサイバー攻撃などで直接、懸念を伝える方針で、習主席がどう応じるかが焦点となる。