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防衛白書 “海洋進出”続ける中国を批判

2015年7月22日 0:13
防衛白書 “海洋進出”続ける中国を批判

 今年の防衛白書が閣議で報告され、東シナ海や南シナ海で、強引な海洋進出を続ける中国について、「高圧的とも言える対応を継続させ、自らの一方的な主張を妥協なく実現しようとしている」と批判した。

 南シナ海の埋め立てについて、「急速かつ大規模の埋め立て活動を強行し、国際社会から懸念が示されている」と、強い危機感を示している。

 これに対し、中国の国営メディアは、「安全保障関連法案の必要性を吹聴し、海洋問題で“中国脅威論”をあおっている」と指摘。「日本が軍事大国になるたくらみに使っている」などとけん制している。