日中の“トップレベルの対話継続”で一致
13日、谷内国家安全保障局長が中国の外交責任者・楊潔チ国務委員と会談し、両国の首脳同士によるトップレベルの対話を継続していくことで一致した。
谷内国家安全保障局長「昨年11月の日中首脳会談以降、日中関係が全体として改善の基調があることを私は前向きに評価しております」
会談では、「日中関係は全体として改善の流れにあり、この流れを一層確かなものにしたい」として、トップレベルの対話を継続していくことで一致した。
一方、ユネスコ(=国連教育科学文化機関)が、旧日本軍が起こした南京事件に関する文書を「記憶遺産」に登録したことを受け、谷内局長は今後、日本としてユネスコへの拠出金の停止を含め検討する考えを中国側に説明した。また、東シナ海情勢についても意見交換が行われ、谷内局長は中国側に深刻な懸念を伝えた。
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