日中韓の農相会合“疾病連携”で意見交換へ
日本、中国、韓国3か国の農業相会合が13日、2012年以来3年ぶりに行われる。鳥インフルエンザなどの疾病が発生した際に連携を図ることなどが話し合われる見込み。
会合に先立って行われた日韓の会談では、韓国が日本の水産物の輸入を規制している問題が取り上げられ、林農水相は規制を直ちに撤廃するよう求めた。
また、日中の会談で林農水相は、さんまの水産資源を持続的に利用していくことを求めたという。
林農水相「日韓、日中とも諸課題の解決に向けまして、今後とも二国間で緊密に意見交換、協力しあうことで一致した」
午後に開かれる日中韓3か国の会合では、鳥インフルエンザなどの疾病が発生した際に3か国で密接に連携を図ることなどを盛り込んだ覚書を交わすことや、現在交渉中の日中韓FTA(=自由貿易協定)の進ちょくを踏まえた議論が行われる見通し。