×

王宮でIAEAの舞踏会 日本文化紹介も

2016年2月14日 16:06
王宮でIAEAの舞踏会 日本文化紹介も

 オーストリア・ウィーンの王宮で13日、IAEA(=国際原子力機関)による舞踏会が開かれ、各国の大使や査察官らが華麗なダンスを披露したほか、日本を紹介するイベントも行われた。

 IAEAの舞踏会は、毎年この時期開かれているもの。IAEAは「核の番人」として各国の核施設の監視などを行っているが、この日ばかりは大使や査察官らも正装に着替え、優雅にダンスを楽しんだ。

 また、舞踏会に合わせ今年は日本を紹介するイベントが開かれ、鏡割りが行われたほか、スシや日本酒などが振る舞われた。

 IAEA・天野事務局長「鏡開きをして非常に良いスタートになりましたので、引き続き良い1年になるように期待しています」

 天野氏は、事務局長として3期目を続投する意欲を見せているが、IAEAは、制裁の解除が決まったイランの核活動の監視など引き続き重責を担うことになる。