「国家の安全に危害与える疑い」邦人拘束
中国・北京で今月、拘束された日本人男性について、中国外務省は29日、NNNの取材に対し、「国家の安全に危害を与える疑いがある」として、拘束の理由を初めて明らかにした。
拘束されているのは、日中交流を推進する団体の理事長を務める日本人男性で、今月、中国・北京で拘束されたことがわかっている。
この男性について、中国外務省は29日、NNNの取材に対し、「国家の安全に危害を与える疑いがある」として当局が法に基づき、男性を調べていることを明らかにした。中国側が、男性の拘束理由について言及したのは初めて。
中国では去年、4人の日本人がスパイ容疑などで相次いで拘束されていて、そのうち起訴に至ったケースも出ている。