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朴大統領の聴取 弁護士がきょう立場表明へ

2016年11月17日 12:27
朴大統領の聴取 弁護士がきょう立場表明へ

 韓国の朴槿恵大統領の友人の国政介入疑惑をめぐり、調整が難航している朴大統領への事情聴取について、弁護士は17日、立場を明らかにするとしている。聴取の時期に言及するかが焦点。

 朴大統領の聴取は17日も行われない見通し。19日の朴大統領の友人の崔順実容疑者の起訴の前に聴取を行いたい検察は、大統領を「疑惑の中心にいる」として、18日までに応じるよう圧力をかけている。

 朴大統領の弁護士は17日、聴取をめぐる立場を明らかにするということで、時期について言及するかが焦点。

 一方、朴大統領は16日、政府の人事や別の事件の捜査を指示するなど仕事を再開していて、韓国メディアは「退陣を拒否し長期戦の構えか」と分析している。

 こうした中、韓国では17日、大学の入学試験が行われていて、60万人あまりが試験に臨んでいる。日本以上に学歴社会の韓国。崔順実容疑者の娘が大学に不正入学したという疑惑に、受験生は反発している。受験生の一人は、「怒りを感じていたが、相応の処罰があると思う」と話した。

 17日夜には、試験を終えた高校生たちが朴大統領の退陣を求める集会を開く予定になっている。

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