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露外務省 日本人の入国ビザ緩和措置を発表

2016年12月28日 20:53
露外務省 日本人の入国ビザ緩和措置を発表

 ロシア外務省は27日、来年1月から日本人への入国ビザの有効期間を延長するなどの緩和措置を行うと発表した。

 ロシア外務省によると、緩和措置が始まるのは4日後の来年1月1日から。日本人がロシアに入国する際、観光目的の場合は、6か月間、何度でも入国が可能で、合計90日まで滞在できるようになる。また、親戚などを訪問する場合は1年間、ビジネスや文化交流目的の場合は5年間、何度でも入国できる新たなビザが発給される。

 今回のビザ緩和について、ロシア外務省は、今月行われた首脳会談で日露の相互利益関係を拡大するために決定されたものだと説明している。そのうえで、この措置によって、経済協力や文化交流が促進されるとして、さらなる緩和にも前向きな姿勢を示している。