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米国務長官が訓示 職員に「団結」呼びかけ

2017年2月3日 12:44

 アメリカのトランプ政権の外交を担うティラーソン国務長官が就任後初めて国務省で訓示し、職員の中にトランプ政権への批判的な見方があることに理解を示しながら団結を呼びかけた。

 国務省では900人以上の職員が入国停止の大統領令に抗議する署名をしたとされている。こうしたトランプ政権への批判的な動きを踏まえ、就任したティラーソン国務長官は職員の団結を呼びかけた。

 ティラーソン国務長官「大統領選は激しい戦いであったし、結果について皆さん全員が同じ考えでないことも分かっている。しかしお互いを理解し、国務省の目標達成に焦点を置こう」

 またティラーソン国務長官は大手石油会社の前CEOという民間出身らしく、効率や生産性を重視して仕事を行うよう職員に呼びかけた。初登庁となったこの日、ティラーソン国務長官はヨルダンの国王やドイツの外相と会談するなど早速、外交を始動させている。