ダム決壊の恐れ…危機脱するも避難続く 米
アメリカ西部カリフォルニア州で、12日、ダムに決壊の恐れがあるとして住民に避難命令が出された。危機は脱したとのことだが、予断を許さない状況が続いている。
決壊の恐れがあるのは、カリフォルニア州・オロビル湖のダム。NBCテレビなどによるとダムは1960年代に建造されたもので、コンクリートには穴や浸食がみられたうえ、大雨や大雪が続いたことで、水位も限界まで上昇していた。この状況を受けて12日には、付近の住民あわせて約19万人に避難命令が出された。
日本時間の13日午後、会見した地元当局によると、放水を続けた結果、危機は脱したということだが、住民の避難は続いており、依然予断を許さない状況が続いている。