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「セウォル号」発見の遺骨 教師と特定

2017年5月17日 18:41

 韓国で引き揚げられた旅客船「セウォル号」。見つかった遺骨が、行方不明者のものと初めて特定された。

 韓国の海洋水産省は、「セウォル号」が沈んでいた海底で見つかった遺骨を鑑定した結果、行方不明だった高校教師、コ・チャンソクさん(当時39)のものと確認した。

 3年前の沈没事故では高校生など295人が死亡し、9人の行方が分かっていなかった。先月、船体が陸揚げされて以来、見つかった遺骨が行方不明者のものと特定されたのは、初めて。