フランスで１８日、総選挙の決選投票が行われている。マクロン大統領の新党が単独過半数を大きく上回って圧勝する公算。

　投票は日本時間１８日午後３時から始まり、マクロン大統領も投票を行った。焦点は、既存の政党からの後ろ盾を受けず無所属で立候補し、先月、就任したマクロン大統領が議会内に支持基盤を固められるかどうかだが、先週、行われた第１回投票の結果によれば、マクロン大統領が率いる新興政党「共和国前進」を中心とする勢力が定数５７７のうちの４００以上、７割以上の議席を獲得する見込みで、圧勝する公算が強まっている。

　また、事前の予想では、従来の右派と左派の２大政党は大幅に議席を減らし、マクロン大統領と決選投票を戦った極右政党は横ばいとなる見通し。

　投票は日本時間１９日未明に締め切られ、大勢が判明する見込み。