台湾の半導体メーカー「TSMC」米に1000億ドルの追加投資を発表

TSMCホームページより
台湾の半導体メーカーの「TSMC」は、アメリカに日本円でおよそ15兆円を投資する計画を発表しました。
台湾の半導体メーカーで世界最大級の「TSMC」の魏哲家CEOは3日、アメリカのトランプ大統領と会談し、アメリカに1000億ドル、日本円でおよそ15兆円の追加投資を行うと発表しました。
「TSMC」は、すでにアリゾナ州で最先端の半導体の生産工場の建設を進めていますが、投資の拡大により、新たな生産工場や研究開発センターを建設するとしています。
トランプ大統領は、これまで「台湾は我々の半導体ビジネスをすべて奪った」などと主張していて、半導体などの生産拠点をアメリカ国内へ移転するよう促しています。
「TSMC」は「一連のプロジェクトは、アメリカ史上最大の海外からの直接投資だ」と強調していて、トランプ政権の方針を推し進める形となりそうです。
最終更新日:2025年3月4日 11:51