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テキサス銃乱射 親族間トラブルが引き金か

2017年11月7日 6:41

 アメリカ・テキサス州で26人が死亡した銃乱射事件で、現場となった教会には、容疑者の男の元妻らが通っていたことがわかった。警察は親族間のトラブルが引き金になった可能性もあるとみて調べている。

 デビン・ケリー容疑者は5日、テキサス州の教会で銃を乱射し、1歳半の子どもを含む26人を殺害した上で逃走、その後、死亡した。自殺とみられている。

 警察によると、動機に人種的・宗教的な背景はみられない一方、現場となった教会にはケリー容疑者の元妻や親戚が通っていたことがわかった。また、ケリー容疑者は義理の母親に脅迫するメッセージを送るなどしていて、警察は親族間のトラブルが原因の可能性もあるとみて調べている。

 ケリー容疑者は3年前に元妻や子どもへの暴行が原因で空軍を除隊処分になっていて、その後、銃の携帯許可を持っていなかった。警察は動機のほか、許可を持たない容疑者がなぜ銃を購入できたのか、経緯についても調べている。