アテネ西部で豪雨による鉄砲水 15人死亡
ギリシャ・アテネ西部で豪雨による鉄砲水が発生し、これまでに少なくとも15人が死亡した。
大量の泥水に押し流されていく車や大型バス。別の映像では、大破して路上に折り重なっている車や、民家に突っ込んだ状態の車も確認できる。
AP通信などによると、ギリシャに接近した雨雲の影響で、アテネ西部では14日夜から15日の朝にかけ、豪雨となった。この雨の影響で鉄砲水が発生し、山沿いの土砂を巻き込んで市街地に押し寄せ、これまでに少なくとも15人が死亡した。多数の住宅が損壊するなど、大きな被害が出ている。
ギリシャでこうした豪雨災害が起きるのは非常に珍しいということで、チプラス首相は15日、国を挙げて喪に服すことを宣言した。