アメリカ東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで日本時間1日午前8時半ごろ、6人が乗った医療輸送用の小型機が墜落しました。複数の死傷者が出ているとみられます。現地から中継です。

小型機が墜落した現場は、ショッピングモールや住宅がたち並ぶエリアです。普段、車通りが非常に多いという道路には、真っ黒に焼け焦げた車両や機体の破片とみられるものが散乱するなど、墜落の激しさを物語っています。

FAA＝アメリカ連邦航空局によりますと、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで日本時間1日午前8時半ごろ、医療輸送用の小型機が墜落しました。搭乗していた6人は、全員メキシコ国籍で、アメリカの小児病院で治療を受けた女児とその母親らが、メキシコの自宅に戻るため経由地のミズーリ州に向かうところでした。

目撃者「飛行機がどんどん低くなっていくのが見えた。そして家にぶつかって、数台の車にぶつかって爆発した」

墜落後、地上では火災が発生し、現地当局は、複数の住宅と車両が被害を受けたとしています。小型機の運航会社は、「生存者は確認できていない」としているほか、アメリカメディアは、地上にいた6人が病院に搬送されたと伝えています。

小型機は、離陸直後に墜落したとみられていて、当局が原因を調べています。