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ロッテ裏金事件 創業者と二男に有罪判決

2017年12月22日 17:28

韓国の財閥・ロッテグループの創業者一族が巨額の裏金作りを行っていたとされる事件で、グループを率いる二男と創業者である父に有罪判決が言い渡された。

ロッテグループを率いる創業者一族の二男の重光昭夫被告と昭夫被告の父で創業者の重光武雄被告は、グループの裏金作りのために勤務実態のない親族に給与の名目で50億円以上を支払ったなどとして、横領や背任などの罪に問われていた。

ソウル中央地裁は22日、昭夫被告の起訴内容のうち、一部を有罪と認定し、懲役1年8か月、執行猶予2年の判決を言い渡し、武雄被告の背任と横領を認定し、懲役4年の実刑判決を言い渡した。長男の宏之被告は無罪判決を言い渡された。