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米露首脳会談開催へ 場所は欧州第三国か

2018年6月28日 8:03

関係が冷え込むアメリカとロシアが近く、首脳会談を行うことで合意した。トランプ大統領は27日、来月のヨーロッパ訪問にあわせ会談を行うとの見通しを示した。

ロシアのプーチン大統領は27日モスクワを訪問しているアメリカのボルトン大統領補佐官と会談。「対立を望んだことはない」との考えを伝え、米露首脳会談の開催で合意したという。

これを受け、トランプ大統領は期待感を示した。

トランプ大統領「(会談では)シリアやウクライナなど多くのことを話すだろう。何か前向きなことが起きるかもしれない」

トランプ大統領は来月11日からベルギーで行われる、NATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議に出席する予定で、米露首脳会談は「この会議の後になるだろう」との見通しを示した。また、場所についてはフィンランドのヘルシンキとオーストリアのウィーンが候補地になっていることを明らかにした。

一方、アメリカメディアは「ヨーロッパの同盟国はロシアに接近するトランプ大統領に不安を抱いている」と伝えている。