インドネシア地震 500人超下山できず
29日、インドネシアのバリ島の東にあるリゾート、ロンボク島で起きた地震で、島の北部にある山で地滑りが発生し、登山客500人以上が下山できない状態となっている。
日本時間の29日朝に起きたインドネシア南東部ロンボク島を震源とするマグニチュード6.4の地震で、建物の下敷きになるなどしてこれまでに17人が死亡、少なくとも170人がケガをした。
地元メディアによると、島の北部にある標高およそ3700メートルのリンジャニ山では、大規模な地滑りが発生し、登山道がふさがれて、554人の登山客が下山できない状態だという。
デンパサールの日本総領事館によると、日本人数人が自力で下山したものの、下山できていない554人の中に日本人がいるかどうかは分かっておらず、現在、確認中。