テスラ社トップの会社、LA渋滞解消を提案
アメリカの電気自動車メーカー「テスラ」のトップが率いる会社が、地下トンネルを使ってロサンゼルスの渋滞解消をめざす新たな交通システムを提案し、市民への説明会が開かれた。
ドジャースタジアムの周りがいつも車の渋滞に悩まされてきたため、持ち上がったのが、地下にトンネルを掘って観客を輸送するという大胆な計画だ。
提案したのは、イーロン・マスク氏が率いるトンネル掘削会社。電動の乗り物が、最高速度およそ240キロで地下のトンネルを走り、市内の地下鉄駅の近くからスタジアムまでのおよそ6キロをわずか4分で移動する。
ロサンゼルスの市長は、渋滞解消の斬新なアイデアとして計画を後押ししていて、28日は、市民への説明会が開かれた。市民からは、完成を待ち望む声の一方、地震の影響を心配する意見が聞かれた。
今後、環境などへの影響について調査が行われる予定。