米・証取委、マスク氏の会長辞任などで和解
アメリカの証券取引委員会(=SEC)は29日、電気自動車メーカー「テスラ」のイーロン・マスクCEOを提訴していた問題で、マスク氏が会長職を辞任することと、あわせて約44億円の罰金を支払うなどの和解案で合意した。
テスラのイーロン・マスクCEOをめぐっては、虚偽のツイートで投資家を欺いたとして証券詐欺の罪で提訴されていた。
これについて証券取引委員会は29日、マスク氏が会長職を退くことと、マスク氏とテスラがそれぞれ2000万ドルずつ、日本円にしてあわせて44億円の罰金を支払うなどの和解案で合意したと発表した。
マスク氏はCEO職として残り、経営には引き続き関わるという。マスク氏は早期の和解をすることで経営への打撃を最小限に抑える狙い。