台湾列車事故 原因は“スピード出し過ぎ”
200人以上が死傷した台湾の特急列車脱線事故で、台湾の検察当局は事故原因はスピードの出し過ぎだと明らかにした。
この事故は21日、台湾・北東部で8両編成の特急列車が脱線、横転したもので、18人が死亡、190人がケガをした。
検察当局は22日夜、カーブを通過した際にスピードを出し過ぎていたため事故が起こったと明言した。
台湾検察当局「たしかにスピードが事故の原因だ。速度は80キロ以上、100キロを超えた可能性もある」
列車にはスピードの出し過ぎを防ぐ減速システムがあったが、事故当時は作動しなかったとみられている。
スピードの出し過ぎについて検察当局は「列車に問題があった可能性は低く人為的な可能性が高い」としているが、特定するには新たな調査が必要だとしている。検察は運転士から事情を聞くなどして調べている。