米ユダヤ教礼拝所乱射“ヘイトクライム”か
アメリカ東部ペンシルベニア州のユダヤ教の礼拝所で、27日、銃乱射事件があり、11人が死亡した。ユダヤ教徒を狙った犯行とみられている。
事件が起きたのは、ペンシルベニア州・ピッツバーグ。27日午前、ユダヤ教の礼拝所で男が銃を乱射し、11人が死亡、警察官4人を含む6人がケガをした。
拘束後、訴追されたロバート・バウアーズ容疑者について、捜査当局は、ユダヤ教徒を狙った憎悪犯罪、いわゆるヘイトクライムの可能性が高いとみて調べている。
事件を受け、現場近くでは追悼集会が開かれ、雨が降りしきる中、集まった数百人の市民が事件の犠牲者に祈りをささげていた。
住民「何でこんなことが起きるのか…」「世界にこんな憎悪があるなんて信じられない」
トランプ大統領は、事件について厳しく非難している。
トランプ大統領「反ユダヤ主義の邪悪な攻撃は、我々人類全員への攻撃だ」
また、こうした凶悪犯罪に対しては「死刑制度を復活させなければならない」と述べる一方で、銃規制に対しては慎重な考えを示した。