“3Dプリンター銃”設計図の販売開始
3Dプリンターを使って製造できる銃について、アメリカ・テキサス州の団体が28日、設計図の販売を始めた。銃規制を訴える団体からは強い反発が予想される。
3Dプリンターで製造できる銃をめぐっては、テキサス州の団体がインターネットで設計図を公開しようとしたが、連邦地方裁判所は先月、犯罪者やテロリストが入手する恐れがあることなどを理由に、公開の一時差し止めを命じていた。
AP通信によると、団体は会見を開き、28日から設計図の販売を始めたことを明らかにした。団体は、差し止めの対象はインターネットの公開にとどまるとした上で、設計図の購入者に対し電子メールや郵送などでデータを送ることは問題がないと主張している。
すでに400件近い注文を受けたということだが、銃規制団体からは強い反発が予想される。