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“ゲノム編集で双子”研究者に活動停止命令

2018年11月30日 2:06

ゲノム編集技術を使い世界で初めて双子を誕生させたと発表した研究者に対し中国当局が、活動を一時停止するよう命じた。

この問題は中国・南方科技大学の賀建奎准教授がゲノム編集技術を用いてエイズに感染しにくい双子を誕生させたと発表し、世界各国から批判の声があがっているもの。

中国の科学技術省幹部は29日、現地メディアの取材に対し「国の規定に公然と背き道徳・倫理のレッドラインをこえた」と批判。「関係者の活動を一時的に停止させるよう命じた」と述べた。

また、賀建奎准教授が出席した国際会議の主催者も声明を出し「仮に成功していたとしても手続きが無責任で、国際的な規範に合致していない」と非難している。