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連行された漁船 露“船内からカニ”と発表

2019年2月5日 1:34

日本海でベニズワイガニ漁をしていた島根県の漁船がロシアに連行された問題で、ロシアの国境警備当局は4日、船内からカニ7.5トンが見つかったほか、違法に設置された漁具を回収したと発表した。

この問題は、島根県のカニかご漁船「第68西野丸」が、先月30日、ロシアの排他的経済水域で違法に漁をしたとしてロシア側に連行されたもの。

ロシアの国境警備隊は4日、漁船からカニ約7.5トン、金額にして約6600万円分が見つかったと発表した。また、違法に設置された漁具206個が海から回収されたとしている。

「第68西野丸」には乗組員10人が乗っていて、現在は極東のナホトカ港に停泊し、ロシア側の取り調べが続いている。