×

アメリカ・シークレットサービス長官辞任へ

2019年4月9日 12:32

アメリカのトランプ政権は8日、大統領などを警護するシークレットサービスの長官が辞任すると発表した。不法移民対策を担う国土安全保障省高官の一掃が行われているとの見方も出ている。

アメリカのホワイトハウスは8日、大統領などを警護するシークレットサービスのトップ、アレス長官が辞任すると発表した。地元メディアは、先月、大統領の別荘で起きた不法侵入事件を受けた更迭との見方を伝えている。

シークレットサービスを所管する国土安全保障省では、前日にニールセン長官の辞任が発表されたが、事実上の解任とみられる他、高官数人も退任を迫られているため、大統領が国土安保省高官の一掃を進めているとの指摘も出ている。

来年の大統領選に向けて、不法移民対策がさらに強硬になる可能性が強まっている。