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避難民に子育て支援 ポーランド国民からは不満の声も

2022年4月5日 10:38
避難民に子育て支援 ポーランド国民からは不満の声も

ウクライナの隣国・ポーランドは軍事侵攻で避難した人を250万人近く受け入れ、手厚い支援を行っていますが、国内ではその“手厚い支援”に一部で不満の声もあがっています。

クラクフ市内の競技場の前にはウクライナから逃げてきた人たちの長い列ができています。ウクライナの人たちが大勢詰めかけていたのは、ポーランドで支給される子育て支援の申請窓口。ポーランド政府は18歳以下の子どもがいる家庭に子ども1人あたり毎月約1万5000円を支給していて、ウクライナから避難した人にも同じ金額を最長で18か月支給することにしています。

チェルニヒウから避難「1時間くらい並んだ。避難民は現金もカードも持っていないから、ありがたい」

ポーランドでは「困っている人を助けるのは当然だ」と、こうした支援に理解を示す国民も多い一方、多額の税金がウクライナの人たちのために使われることに不満の声も聞かれました。

不満を持つポーランド国民「物価は上がり給料は良くならないのに、新たな負担がかかる。ウクライナの人は結局いなくなるから、ポーランド国民が巨額の負担を背負わされる」

避難生活の長期化も懸念される中、さらに負担が増えれば、国民の不満が高まる恐れもあり、今後の課題となりそうです。