ポーランド ウクライナ避難民を音楽で支援
ポーランド第2の都市クラクフで3日、ウクライナから避難した人たちを元気づけ、支援しようとチャリティーイベントが行われました。
ポーランドの団体が主催したイベントにはウクライナから避難している人たちが大勢参加しました。首都キーウから避難したピアニストの女性が、ポーランド出身の作曲家ショパンの代表作「ワルツ」を演奏しました。
キーウ(キエフ)から避難、ピアニスト「ポーランドの人へ感謝の気持ちを込めてショパンを弾いた」
また、ウクライナの歌をみんなで歌うなど、参加した人たちは祖国に思いをはせていました。
避難してきた人「ウクライナは私の大切な故郷。ウクライナ人のためのコンサートだから来た。早く帰りたい…」
クラクフにはウクライナ人10万人以上が身を寄せていて、イベントで集めたお金はその支援に充てるとしています。
一方、ポーランドではウクライナから避難してきた人などが支援を訴えています。
日没後、中心部の広場にはウクライナの人たちが集まり、国旗やプラカードを掲げながら「沈黙は罪だ」などと声をあげ、ウクライナへの支援を呼びかけていました。