林外相、ポーランドの避難民施設を視察「最大限の支援ができれば」
ウクライナからの避難民支援のためポーランドを訪れている林外相は、避難民施設を視察し、「最大限の支援ができればと思っている」と強調しました。
林外相「日本に来られた避難民の方々に対する国内の支援の施策を考えていくにあたって、大変有益な機会となりました。(避難民が)1日も早く元の生活が取り戻せるように、最大限の支援を行っていければと思っております」
また林外相は、「ロシアによる侵略がまだ続いていて、いつまでこの状況が続くのか読めない中で、どういった支援が適切か大変難しいと実感した」と述べました。
今月5日の帰国に合わせて避難民を政府専用機に乗せて日本に受け入れる方針ですが、具体的な対応については「調整中である」と述べた上で、帰国するまで可能性を追求していく考えを示しました。
林外相は避難民施設の視察に先立ち、ウクライナのクレバ外相と会談し、避難民支援について引き続き緊密に連携していくことを確認しました。クレバ外相は、林外相の訪問について「ウクライナ国民を勇気づける」と述べたということです。
訪問2日目となる3日は、ウクライナとの国境付近を視察するともに、避難民を支援する国際機関と意見交換を行う予定です。