ウクライナ人女性、日本に避難へ 身寄りなく多くの申請も…「日本の料理を勉強したい」
ウクライナとロシアの停戦協議についてロシアのラブロフ外相は1日、ウクライナ側が提案している安全保障の枠組みについて「前進があった」などと評価する姿勢を示しました。そんな中、ウクライナからの避難民への支援が広がっています。
ロシアの軍事侵攻で、ポーランドに逃れたウクライナ人女性が、日本人らのグループの支援をうけ日本に渡ることになりました。
ポーランドに避難して来たのは、ルナさん。ウクライナでは首都キーウで一人暮らしをしていました。
――なぜ日本に
ルナさん「アジアの文化が好きです」「日本語を勉強したいし、日本料理も勉強したいです」
ルナさんは日本への渡航を目指していますが、身よりはなく、日本での身元保証人の情報など多くの申請をする必要があります。
ルナさん「すごく難しい…」
ルナさんを支援するのはボランティアの高晟文さんや、日本にいる支援者らおよそ30人です。
高さんらはウクライナを支援したい日本人をインターネットでつなぎ、避難民の渡航やその費用、日本での滞在先の確保などをサポートしています。
高晟文さん(28)「困っている人がいたら助けたい。シンプルにそれだけでした」
――支援者について?
ルナさん「とても心の広い人たちだと思います。ウクライナで起きていることに目を背けていません」
ルナさんは2日、日本に向けて出発する予定です。