【独自】アステラス製薬の日本人男性社員、北京の裁判所で初公判 去年、反スパイ法違反の疑いで拘束
中国で去年、反スパイ法違反の疑いで拘束されたアステラス製薬の日本人男性社員について、北京市内の裁判所で初公判が行われたことが分かりました。
日中関係筋によりますと、反スパイ法違反の疑いで去年3月に拘束され、ことし8月に起訴されたアステラス製薬の日本人男性社員の初公判が、中国・北京市内の裁判所で9日までに行われたことが分かりました。
中国では、国家安全に関わる裁判については非公開で行われることとなっていて、裁判の詳細は分かっていません。
日本政府は、中国側に早期の解放を引き続き、求めていく方針ですが、拘束はさらに長期化する見通しとなっています。
最終更新日:2024年12月9日 19:42