「ハマス」と北朝鮮“武器取引や訓練”で連携 韓国軍が見方示す
イスラエルに大規模攻撃を加えたイスラム組織「ハマス」について、韓国軍は17日、武器取引や訓練などの面で北朝鮮が連携しているとの見方を示しました。
韓国軍は17日までに一連の攻撃の分析を行い、現地で見つかったハマスや関連する武装組織が使用したとみられる砲弾について、北朝鮮が製造したものであるとの認識を示しました。
また、ハマスが未明に大規模な奇襲攻撃を行ったことや無人機を使ったことなどが、これまでの北朝鮮の訓練などと類似していることから北朝鮮が戦術の指導や訓練を支援した可能性があると指摘しています。
こうしたことから、北朝鮮が武器取引や訓練などの面でハマスと連携していると判断したということです。
その上で、北朝鮮が韓国を奇襲攻撃する際にハマスの攻撃方法を使う可能性が高いとの考えを示し、監視態勢などを強化していく方針を明らかにしました。