アルバニア“30年で最大地震”68人けが
ヨーロッパ南東部のアルバニアで日本時間21日夜、マグニチュード5をこえる地震が相次ぎ、68人がけがをした。
アメリカ地質調査所によると、アルバニア西部のドゥラス付近で日本時間21日夜、マグニチュード5.6の地震があった。マグニチュード5以上の地震はその後も観測され、震源地近くの街では建物の壁などが崩れ落ち、周辺に止めてあった車の前方部分がつぶされるなどの被害がでている。
アルバニアの保健相によると、この地震で少なくとも68人がけがをした。
アルバニア政府は今回の地震を「過去30年間で最大の地震」としていて、予定していた首相のアメリカ訪問を急きょとりやめるなど、緊急の対応に追われている。