人質解放めぐりイスラエル情報機関トップとカタール首相が会談「前向きなものだった」
イスラエルの地元メディアは、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放をめぐり、イスラエルの情報機関トップと仲介役のカタールの首相が行った会談は前向きなものだったと伝えました。
複数の欧米メディアによりますと、イスラエルの情報機関モサドの長官と仲介役を務めるカタールの首相がヨーロッパで会談したということです。その後、イスラエルの有力メディア「ハーレツ」は17日、会談は前向きなものだったと伝えました。
ロイター通信はエジプトの治安当局関係者の話として、イスラエルとハマスはともに停戦と人質解放に前向きだと報じています。
ハマス側は一方的に解放する人質のリストを作成し、あらかじめ決められたラインまでイスラエル軍が撤退することを要求しているということです。
一方、イスラエル側はハマスが人質のリストを作成することには同意したものの、停戦の時期と期間を決めるためにリストを見せることを要求していて、撤退については拒否したということです。