ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は6日、先月14日に入院して以来、初めて肉声でのメッセージを公開し、これまでの支援に感謝を述べました。

フランシスコ教皇「私の健康のために祈りをささげてくれたことに心から感謝しています。私はみなさんと共にいます」

先月14日以降、肺炎などでローマの病院での入院を続けているフランシスコ教皇は6日、バチカンのサン・ピエトロ広場での祈りの際に肉声でのメッセージを公開し、これまでの支援への感謝を述べました。

フランシスコ教皇は、入院後もSNSなどでの発信を続けてきましたが、肉声でのメッセージの公開は、入院後初めてのことです。

先日には急性呼吸不全に陥るなど、病状への懸念が強まっていましたが、ローマ教皇庁は6日、入院での治療を続けるとしながらも、「発熱などもなく、病状は安定してきている」としています。