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ローマ教皇の容体「依然として厳しい状況」 肺炎で入院、酸素吸入や輸血

2025年2月23日 9:40
ローマ教皇の容体「依然として厳しい状況」 肺炎で入院、酸素吸入や輸血

肺炎で入院しているローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の容体について、ローマ教皇庁は22日、酸素吸入や輸血を行うなど「依然として厳しい状況だ」と明らかにしました。

88歳のフランシスコ教皇の健康状態をめぐっては、14日に気管支炎の治療のためにイタリア・ローマの病院に入院して以降、肺炎を発症したと診断され、治療が続けられています。

こうした中、ローマ教皇庁は22日、フランシスコ教皇に喘息のような症状があり、大量の酸素吸入を行ったと発表しました。また、貧血を伴って血小板が減少したため、輸血も行ったとしています。

その上で、「教皇は椅子に座って過ごしている」としながらも、「危険な状態から脱したわけではなく、依然として教皇の容体は厳しい状況だ」と明らかにしました。

イギリスのBBCは、「病状がここまで詳細に明かされるのは異例で、世界中の信者を心配させるだろう」と報じるなど、教皇の健康状態を懸念する声が広がっています。

最終更新日:2025年2月23日 11:59
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