川崎市・男性白骨遺体事件 殺害容疑で元同僚の男逮捕
15年前、神奈川県川崎市の竹林で男性の白骨遺体が見つかった事件で、神奈川県警は6日、この男性を殺害した疑いで元同僚の46歳の男を逮捕しました。
警察によりますと殺人の疑いで逮捕されたのは、川崎市の会社員、酒井義幸容疑者(46)です。酒井容疑者は2003年10月ごろ、職場の同僚だった清野敏明さん(当時26)を刃物のようなもので刺すなどして殺害した疑いが持たれています。
清野さんの遺体は2010年、川崎市高津区の竹林で白骨化した状態で見つかり、遺体の大部分が灰色のオートバイカバーに包まれていたことや骨に傷があったことなどから、警察が死体遺棄事件として捜査していました。
清野さんの交友関係の捜査などから、勤務先のディスカウントストアの同僚だった酒井容疑者が浮上したということです。酒井容疑者は調べに対し、「やっていません」と容疑を否認しているということです。
神奈川県警は6日、殺人事件として捜査本部を設置し、詳しい経緯を調べることにしています。