【前後の映像を比較】大船渡山林火災 上空から見た雨の後の変化
大船渡市の山林火災は5日の雨で広範囲にわたって火の勢いは弱まりました。火の勢いが強かった場所の雨の前後の空からの映像を比較します。
4日の大船渡市赤崎町、外海に面した外口地区から蛸ノ浦地区です。手前の外口地区はすでに20近くの家屋などが焼けた後。より人の多い大船渡湾岸に火が迫り、煙も様々な場所から出ていました。
そして、6日の午前10時頃、同じ位置から撮影した映像です。白いものは、煙ではなく雲。
空気が澄んだためか、景色も鮮明に。海は真っ青に見えます。
再び4日の映像です。
市の南東端、三陸町・綾里の半島状に突き出た山林も、火が帯状に広がっていました。
そこが2日経って…すっかり焼け焦げた黒い部分、葉だけ焼けた部分、そして延焼を免れた緑の木が縞模様に残されました。
蔦京平アナウンサー(4日の取材時)
「もうあとは、海側を残すのみとなっている状況です。えー集落が火の手に囲まれました」
画面真ん中から上、S字に組まれた湾口防波堤が特徴の小石浜地区です。
当時、画面左奥の甫嶺地区との間と陸側の山が、煙に包まれていました。
6日の取材では画面左端に甫嶺地区も捉えています。
集落の周りの木々がまだら状に焼けていますが、家屋の被害は、今のところ報告はありません。
さらに時間を戻し、2月28日の三陸町綾里地区です。
町内では最も人口の多い地区の集落に炎が迫った様子を撮影していました。
取材ヘリコプターの燃料が少なくなったため、この日の撮影はここで終わりました。
およそ1週間後の6日。地区では山に近い家など、約60棟が焼失してしまいました。
広い集落の間近にあった炎は一切見えません。
消防隊が使ったであろう消火ホースも山に残されています。
こうした状況を大船渡市は…
市の担当者
「降雨により、かなりの(延焼の)抑止がされたとはとらえております。しかし地上隊での活動は確認をしていないため、いつまた再燃、延焼するかはわからないので…」
4日の大船渡市赤崎町、外海に面した外口地区から蛸ノ浦地区です。手前の外口地区はすでに20近くの家屋などが焼けた後。より人の多い大船渡湾岸に火が迫り、煙も様々な場所から出ていました。
そして、6日の午前10時頃、同じ位置から撮影した映像です。白いものは、煙ではなく雲。
空気が澄んだためか、景色も鮮明に。海は真っ青に見えます。
再び4日の映像です。
市の南東端、三陸町・綾里の半島状に突き出た山林も、火が帯状に広がっていました。
そこが2日経って…すっかり焼け焦げた黒い部分、葉だけ焼けた部分、そして延焼を免れた緑の木が縞模様に残されました。
蔦京平アナウンサー(4日の取材時)
「もうあとは、海側を残すのみとなっている状況です。えー集落が火の手に囲まれました」
画面真ん中から上、S字に組まれた湾口防波堤が特徴の小石浜地区です。
当時、画面左奥の甫嶺地区との間と陸側の山が、煙に包まれていました。
6日の取材では画面左端に甫嶺地区も捉えています。
集落の周りの木々がまだら状に焼けていますが、家屋の被害は、今のところ報告はありません。
さらに時間を戻し、2月28日の三陸町綾里地区です。
町内では最も人口の多い地区の集落に炎が迫った様子を撮影していました。
取材ヘリコプターの燃料が少なくなったため、この日の撮影はここで終わりました。
およそ1週間後の6日。地区では山に近い家など、約60棟が焼失してしまいました。
広い集落の間近にあった炎は一切見えません。
消防隊が使ったであろう消火ホースも山に残されています。
こうした状況を大船渡市は…
市の担当者
「降雨により、かなりの(延焼の)抑止がされたとはとらえております。しかし地上隊での活動は確認をしていないため、いつまた再燃、延焼するかはわからないので…」
最終更新日:2025年3月6日 19:24