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【鎮圧・鎮火をめざして奮闘】応援の消防隊員が語る 山林火災の現状

2025年3月6日 18:58
【鎮圧・鎮火をめざして奮闘】応援の消防隊員が語る 山林火災の現状
大船渡市山林火災には岩手県外からも、多くの消防隊員が応援に駆けつけています。
総務省消防庁によると6日午前7時現在、15都道県から544隊2020人が緊急消防援助隊として活動する中、宮城県から来た消防隊員が取材に応じ消火活動の最前線を話しました。

宮城県大崎市の消防に所属する北浦健治さん。4日に岩手県に応援に入りました。

大崎地域広域行政事務組合 北浦 健治 さん
「その日によっては朝早くからいって、いったん休憩をとって、また夜に出るパターンがある。きょうは夜もありますけど、いったん午前中の分は終わって戻ってきました」
「消せども消せども次々に火が飛んでくる状況建物だけには移さないようにとみんなで頑張っていたところです」

北原さんたちは、8時間ごとの3交代制で消火活動にあたっています。

NNN取材団 瀬川 裕大 記者
「こちらの施設には全国各地から応援の消防隊が集まっています」

宮城県だけでなく、全国各地から総勢2000人以上の消防隊員が岩手県に駆け付けています。

最前線での活動を記録した映像では、あたり一面に真っ赤な炎が上がっている場所もありました。

地上からだけではなく時には自衛隊と共に上空から大量の水を放水します。

今回の山林火災は乾燥状態が続き、時折強い風が吹いたことで消火活動が難航しました。

5日は恵みの雨となりましたが、北浦さんら消防隊は鎮圧、鎮火をめざし気を緩めません。

大崎地域広域行政事務組合 北浦 健治 さん
「次々の延焼するという状況とは違いまして、立木の枯れたような木の中に火種が残っていて、ジェットシューターという隊員が背負っているもので
消火するんですけど、届かないものはエンジンカッターで消火している」

早く元の生活に戻れるように。全国各地の消防隊が懸命の消火活動を続けています。
最終更新日:2025年3月6日 19:23
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