【一部地域の避難指示「解除」を検討】大船渡山林火災 先が見えない避難生活で課題
雨によって延焼がおさえられ、大船渡市は6日、赤崎町の一部と三陸町の甫嶺地区で避難指示の解除を検討していると明らかにしました。
一方、鎮火のめどは立たず、先が見えない避難生活が続いています。
赤崎町から避難所に身を寄せている、石橋さん夫婦です。
石橋浩義さん(81)
「本当に助かります。やっぱり家にいるようにはいかないので」
助かる、と話すわけは…
大船渡市会見(6日午前11時)
「今後、赤崎町の一部地域について、現在避難指示解除を検討中であります」
市は、延焼や白煙の状況を確認し、赤崎町の大船渡湾側のエリアと三陸町の甫嶺地区で避難指示の解除を検討すると明らかにしました。時期は未定としているものの、解除を検討する大きな理由は、5日に降り続いた雨。
6日朝の様子は…
大船渡市民
「ゆうべ一晩でだいぶ消えたんじゃないの」
「早く消えてほしいよね、もう10日なるから」
6日現在の焼失面積は、前日と同じ約2900ヘクタール。雨が降ったことで延焼は拡大せず、炎も確認できないということです。
先月27日から避難している石橋さんは、腰が悪く歩行には杖や車いすが必要です。
石橋さん
「来てすぐ帰れるものだと思った、そしたらこの状態です。」
「どうやら(自宅は)燃えないで、消防の方が守ってくれたのではないでしょうか」
消防隊は、被害を防ぐため地道な消火活動を継続していますが、いまだ数か所で白煙が確認され、鎮火のめどはたっていません。
避難生活が長期化する中、親せきの家などに身を寄せる人たちに支援物資が配られました。
親せき宅に避難している人は
「足りないものもあるので、こういうふうにいただけるものはありがたく頂戴したいと思って」
「自宅の様子は?分からないです。」「どうなってるか、皆そうだけど行かないとわからない」
避難所には、ボランティアも手伝って必要な支援物資が届けられている一方で、それ以外の場所に避難している人のサポートが課題になっています。
一方、鎮火のめどは立たず、先が見えない避難生活が続いています。
赤崎町から避難所に身を寄せている、石橋さん夫婦です。
石橋浩義さん(81)
「本当に助かります。やっぱり家にいるようにはいかないので」
助かる、と話すわけは…
大船渡市会見(6日午前11時)
「今後、赤崎町の一部地域について、現在避難指示解除を検討中であります」
市は、延焼や白煙の状況を確認し、赤崎町の大船渡湾側のエリアと三陸町の甫嶺地区で避難指示の解除を検討すると明らかにしました。時期は未定としているものの、解除を検討する大きな理由は、5日に降り続いた雨。
6日朝の様子は…
大船渡市民
「ゆうべ一晩でだいぶ消えたんじゃないの」
「早く消えてほしいよね、もう10日なるから」
6日現在の焼失面積は、前日と同じ約2900ヘクタール。雨が降ったことで延焼は拡大せず、炎も確認できないということです。
先月27日から避難している石橋さんは、腰が悪く歩行には杖や車いすが必要です。
石橋さん
「来てすぐ帰れるものだと思った、そしたらこの状態です。」
「どうやら(自宅は)燃えないで、消防の方が守ってくれたのではないでしょうか」
消防隊は、被害を防ぐため地道な消火活動を継続していますが、いまだ数か所で白煙が確認され、鎮火のめどはたっていません。
避難生活が長期化する中、親せきの家などに身を寄せる人たちに支援物資が配られました。
親せき宅に避難している人は
「足りないものもあるので、こういうふうにいただけるものはありがたく頂戴したいと思って」
「自宅の様子は?分からないです。」「どうなってるか、皆そうだけど行かないとわからない」
避難所には、ボランティアも手伝って必要な支援物資が届けられている一方で、それ以外の場所に避難している人のサポートが課題になっています。
最終更新日:2025年3月6日 19:22