原因不明の肺炎は「コロナウイルス」中国
中国で発生した原因不明の肺炎について、中国の国営メディアは新型肺炎SARSとは別の「新型のコロナウイルスが検出された」と伝えた。
中国国営テレビは9日、湖北省武漢市で発生した原因不明のウイルス性肺炎の患者から「新型のコロナウイルスが検出された」と報じた。
2003年に流行した新型肺炎SARSや、中東呼吸器症候群MERSの原因もコロナウイルスの一種だが、これらとは異なるという。
中国の専門家チームは、今回の結果は予備的なもので、さらに分析が必要だとしている。また、特効薬やワクチンの開発には数年かかるという。
武漢ではこれまでに59人が感染し、7人が重症となっているほか、香港や韓国でも関連が疑われる患者が確認されている。