中国東部・江蘇省の専門学校で以前、学校に在籍していた男が学生らを刃物で切りつけ、8人が死亡、17人がけがをしました。

地元警察などによりますと、中国・江蘇省の専門学校で16日夜、21歳の男が、学生らを次々と刃物で切りつけ、8人が死亡、17人がけがをしました。

男は現場で拘束され、警察の調べに対し容疑を認めているということです。

男は以前、この学校に在籍していましたが、卒業試験に不合格となった上、実習生として働いていた職場の報酬にも不満を持っていたということです。

一方、中国のSNSでは、事件に関する映像などが削除されています。中国では市民に対する無差別の殺傷事件が相次いでいて、当局は社会不安が広がることに警戒しているものとみられます。