県内で在留外国人が増加していることを受け埼玉県警は専門学校に通う在留外国人に対し犯罪に巻き込まれないよう呼びかけました。

埼玉県警は19日、全国で2番目に在留外国人が多い市区町村である川口市の専門学校で講義を行いました。

講義にはベトナム人や中国人などおよそ60人の生徒が参加し、荷物の不正な受け取りや携帯電話の不正契約をさせられる闇バイトなど外国人が巻き込まれやすい犯罪事例が紹介されました。

また幅広い地域で利用が進む電動キックスケーターのルールが実物を使って説明され、生徒らは真剣な表情で聞いていました。

県内で在留外国人の数が増加していることを受け、埼玉県警は講義などを通じて「社会全体で共生できる社会を進めていきたい」としています。