米アイオワ州 緊急事態宣言を15日で停止へ
アメリカ中西部アイオワ州の知事は3日、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言を今月15日で停止すると発表しました。
アイオワ州のレイノルズ知事は、3日新型コロナの感染拡大にともないおよそ2年間にわたって出されていた緊急事態宣言を今月15日で停止すると発表しました。
16日以降は感染者数や入院者数などを集計しているコロナ特設サイトの更新は行わず、新型コロナの関連情報はインフルエンザなどの感染症と同じ方法で発表するとしています。
アイオワ州の感染者数は減少傾向で、これまで新型コロナの対応に充てられていた人員をほかの住民サービスに振り分けるとしています。
宣言の停止について地元では、「医療体制のひっ迫が続く中、パンデミック(世界的大流行)が終わったという誤った印象を人々に与えることになる」と懸念の声も出ています。