ファクトチェック停止拒否で…ロシア当局がフェイスブック“利用制限”
フェイスブックを運営するメタは25日、SNSの利用がロシア当局により制限されることを明らかにしました。ロシア当局が求めた、国営メディアへのファクトチェックの停止を拒否したためだということです。
メタによりますと、ロシアの4つの国営メディアのフェイスブックでの投稿などに対し、独立したファクトチェックのうえ、問題のある投稿に警告文をつけていたところ、ロシア当局から24日、これをやめるよう命じられたということです。
メタが拒否したところ、当局はメタに対し、SNSへのアクセスを制限すると通達、25日、メタを基本的人権などの侵害に関わる組織と認定し、アクセスを一部制限すると発表しました。
これに対し、メタは利用者を保護するためファクトチェックは続けるとしたうえで、メタのSNSを使ってロシアの国営メディアが収益を得ることができないようするなど、対抗姿勢を打ち出しています。