韓国の保健当局 再陽性「感染力ほぼ無い」
新型コロナウイルスに感染して回復したにもかかわらず、その後の検査で再び陽性と判定されている事例が相次いでいることについて、22日、韓国の保健当局はウイルス培養検査の結果、感染力はほぼ無いとの見方を示しました。
韓国では22日までに新型コロナウイルスに感染後、治療を終えて回復した8277人のうち、207人がPCR検査で再び陽性と判定されています。
こうした事例について、保健当局がウイルスを分離・培養して詳細な検査を行ったところ、これまで結果が出た6件すべてが“陰性”でした。
保健当局は「感染力はほぼ無いか、低い」との見方を示しています。
再陽性については詳しい原因はわかっていませんが、死んだウイルスの遺伝子が検出されるなどの可能性が指摘されています。