イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスの入院患者数などが減っているとして、外出制限を段階的に緩和していく方針を表明しました。

イギリスでは、３月下旬から厳しい外出制限が続いていますが、ジョンソン首相は、１１日以降、在宅勤務が難しい場合には、職場復帰を推奨すると述べました。ただ、公共交通機関をなるべく使わないよう呼びかけています。また、早ければ一部の学校が来月から再開する一方、飲食店の営業は早くても７月からとなります。

休業が長引く中、飲食店などへの補償をいつまで続けるかも課題となります。

一方、ジョンソン首相は、感染が再び拡大するなどした場合は、直ちに緩和の計画を見直す考えを強調しました。